第1回「オンラインの仕組みを考えた戦術」|最強の思考 ネット麻雀攻略法

オンライン麻雀『天鳳』とは

麻雀界をお読みになっている皆様、初めまして。
新しく戦術コラムを連載させて頂くことになりましたオンライン麻雀『天鳳』の初代天鳳位・ASAPIN(アサピン)と申します。よろしくお願いいたします。

『なんじゃそりゃ?』と思われた方も大勢いらっしゃると思いますので、まずはそのあたりの説明と、私の主戦場である『天鳳』の特徴・戦術について少し触れていきながら第1回のコラムとさせて頂きたいと思います。

さて、ではまず『天鳳』とは何か?
『天鳳』はPCから遊ぶことのできる『オンライン対戦ネット麻雀』です。

実際の卓や牌を使って遊ぶ麻雀と違い、PCとほんの少しの知識があれば誰でも家から麻雀を楽しむことができます。
そして、『対人』と名の付く通り、コンピューターと対戦するのではなくネットを介して人と対戦することができます。

この天鳳には段位システムがありまして、全てをお伝えしようと思うととても長くなってしまうので割愛しますが、非常にストイックな麻雀を楽しむことができます。

最高峰レベルの卓も存在

特に最も参加条件の厳しい『鳳凰卓』にはとてもレベルの高い打ち手が集まり、打ち手たちは毎日切磋琢磨しながら腕を磨きあっています。
段位を上げるためには段位ポイントというものを増やさなければいけないのですが、この段位ポイントは対戦で勝てば増え、負ければ減ります。
ただ打てば段位が上がるわけではないという、まさに弱肉強食のルールです(笑)

この天鳳でとりわけ特徴的なのが「ラスに全てのマイナスが押し付けられる」というルールです。
例えば先に挙げた鳳凰卓で八段の人が対戦する場合、ポイントは1着+90、2着+45、3着±0、4着△150となっています。
つまり、ラスを引くとトップを取った時のプラスよりもはるかに大きなマイナスを背負ってしまうことになります。

トップの比重が大きいフリー麻雀や競技麻雀とはこの点が大きく異なります。

ネット麻雀での基本的な考え方

※河のグレーの牌はツモ切り
(注)北家のは大明槓ではなく加槓です

上の牌図を見てください。
牌姿はあまり気にせず、点数に注目してみてください。
オーラスの親番でトップと9500点の差をつけられていますが、まだまだ十分な射程圏内ですね。

そこでラス目からリーチが入りました。
トップが偉いルールの麻雀では、この局面でリーチが掛かっても簡単に諦めずにトップを狙いに行きますよね。

ですが、天鳳のルールではここでリーチに対してノーテンから押し返すのはNG!
トップを獲れる確率とラスになる確率が同じくらいであれば勝負してはいけない、というのが大まかな判断になります。
ただラスを引かないように打てばいいわけではなく、そのルールによって生まれる押し引きや駆け引きが天鳳の醍醐味だと私は思っています。

話は戻りまして、私の『ASAPIN』という名前はこの『天鳳』内で使用していたIDの名前から来ています。
そして『天鳳位』というのは、天鳳における最高段位です!

執筆時点(本コラムが掲載された2015年6月号)で四人打ちの天鳳位は9人。
幸運にも、その最初の1人目に私がなることができました。

そのようなわけで、このコラムでは次号から、『天鳳』における戦術や考え方、鳳凰卓に行くためのテクニック、鳳凰卓で勝ち切るためのテクニックなどを展開していけたらと思います!
拙い戦術論ですが、今後ともお付き合いいただければ幸いです。

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いつまでも楽しく麻雀を――「第11回千代田区いきいき健康マージャン交流祭」が開催!

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9月15日(月・祝)、東京・千代田区「KKRホテル東京10階 瑞宝」にて「第11回千代田区いきいき健康マージャン交流祭」が開催された。 この大会は千代田区内に住む高齢者の健康促進やフレイル予防、仲間づくりを目的とした健康マージャンの交流イベント。千代田区社会福祉協議会が主催、千代田区の後援で2015年より行われ今回で第11回目を迎えた。大会には社会福祉協議会が提携する千代田区内の麻雀教室に通う生徒を中心に86人が参加した。 大会は符計算が不要な「ウエルネスマージャンスマートルール」にて3回戦行われた。1回戦のあとにはお昼休憩と、大会審判長の井出洋介氏による頭の体操コーナーが設けられ、参加者は耳を傾けていた。 (※ウエルネスマージャンスマートルールの点数計算は符に関わらず 子の1翻=1000点のため写真左の点数の通りとなります。) お昼休憩後は続けて2,3回戦が和気あいあいとした雰囲気で行われ、対局が終了。 対局後には審判長の井出洋介氏から講評や、千代田区長の樋口高顕区長からの挨拶のあと、表彰が行われた。 3回戦の合計点で争われた結果、大北国義さんが優勝を果たした。続

By 麻雀界編集部
【VPL】公認大会のVINTAGECUP開催!優勝は3期生のぺぺたろ選手‼

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9月14日(日)19時に、VPL公認大会『第2回VINTAGECUP』が開催された。 この大会はVPLの「フレッシュスターカップ」が直近3期(4~6期)の選手を対象としているのに対し、フレッシュスターカップの対象から外れた選手に向けた大会で、昨年にVPL1期生の夢見エルノ選手・大都つくし選手が企画し、1・2期生が参加。今年の第2回大会からVPL公認大会となり、今年は1~3期生の選手が参加した。 参加した選手は次の通り。 大会は予選を東風戦2回戦で行い、上位16名が準決勝に進出。 準決勝からはポイント持ち越し無しの半荘戦1回戦で行われ、決勝でトップを獲得したものが優勝となる。 当日は実況に弥生翔選手(1期生)、解説に氷乃ハコ選手(5期生)を迎え、夢見エルノ選手(1期生)のYouTubeチャンネルにて生配信された。 激闘を制し見事優勝を果たしたのはぺぺたろ選手(3期生)! 本大会には「一心たん助」が協賛をしているが、ぺぺたろ選手はVPL公式大会含め協賛のお肉を獲得するのは5度目だと、優勝の嬉しさと共に語った。 対局の模様はアーカイブ視聴可能となっている。 ぜひご覧いただいてはい

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【特集】令和7年度「TOKYO縁ジョイ!」へ推薦!都内10ヶ所で行われる地区予選をまとめました

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「東京都シニア・コミュニティ『TOKYO縁ジョイ!』」とは、毎年2月頃に東京都の主催で開催される、都内60歳以上の方のみが参加できる交流大会です。 カラオケ・囲碁・将棋・ダンススポーツとともに健康マージャンの5種目があり、昨年度は300名規模で行われていますが、毎年定員を大幅に超える応募があるため、今年度より東京都内を10地方に区分した地区予選を開催することが決定しています。 地区予選 開催概要 ・概要:東京都を10地区に区分し、9月29日(月)~11月14日(金)に計10回開催。 ・参加資格:東京都在住の60歳以上の方(※2026/4/1時点で60歳以上の方) ・推薦者数:各大会の上位10%程度 開催場所や日程は以下の通りです。 (地区名をクリックすると各会場の詳細ページに遷移します) 日時 地区 会場 9月29日(月) 北多摩南部 たづくりホール12F 大会議室 9月30日(火) 城南 中目黒GTプラザホールB1F 10月22日(水) 西多摩 S&Dたまぐーセンター

By 麻雀界編集部
八丈町後援「島しょ部地区健康マージャン大会」開催決定!

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東京都麻雀業協同組合(以下:東雀協)は、11月9日(日)に「島しょ部地区健康マージャン大会」を開催することを発表した。 このイベントは、東雀協・一般社団法人日本健康麻将協会・NPO法人健康麻将全国会の3団体からなる“健康マージャン実行委員会”により主催される、来年に開催予定の「TOKYO縁ジョイ!」の地区予選のひとつ。この大会では東京都の島しょ部に在住の18歳以上の方を対象としたイベントとなっている。 大会の申込は東雀協HP内のお申込フォームや、メール・FAXで受付中。 当サイトの大会情報専門ページ「ここじゃん!」に詳細を掲載しているので、こちらもあわせてご確認ください。 島しょ部地区健康マージャン大会 | ここじゃん!八丈島八丈町後援、「TOKYO縁ジョイ!」の予選会を兼ねた健康マージャン大会が八丈島で開催! 大会情報は以下のとおりです。 大会概要 項目内容大会名島しょ部地区健康マージャン大会日時2025年11月9日(日)11時30分会場八丈島商工会研修ここじゃん!麻雀界

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