第3回『フォーム』と『牌理』のバランス|エースの斬り口 目指せ頂点へ

◆打点バランスとは

(東1局7巡目 南家)

今回は『フォーム』と『牌理』のバランスについての話をします。

打牌候補はといったところでしょうか? RMUリーグでの自身の牌姿ですが、が2枚切れていたこともあり僕の選択は打でした。

僕のフォームは、4面子1雀頭を門前でツモアガることを目指す打ち方です。

ですから、通常はを引いたら両面テンパイを逃す打とはしません。

その時は三色のカンチャンやシャンポンでリーチしようという、完全に打点バランスを意識した思考になっていました。

実際に345の三色が見えなければが2枚切れていても打とすることが多いのです。

◆古久根プロの教え

「打点バランスは取るな」というのが、師である古久根プロの教えです。
とは言っても全く取らない訳ではありません。
打点を意識するあまり手役を追い、上手くバランスを取れずにアガリ逃しをするくらいなら取らない方が良いということです。今回の僕は、打点バランスを上手く取ろうとして良くない選択をしてしまいました。

◆好形テンパイを組むために愚形テンパイを外す

この牌姿では、打としても三色が完全に消える訳ではありません。 を引いた時は打として以下の牌姿。

愚形テンパイの可能性やフリテン含みではありますが、十分に三色が見えます。

また、にくっついた時も打としたら以下のような牌姿。
引きで三色確定のテンパイになりますね。

このように好形テンパイになるように手を進め、もし愚形テンパイになっても良い形のイーシャンテンに戻せば自然と三色になることもあります。

◆渡りを打つ

もう一つの打牌候補のはどうでしょうか。イーシャンテンの受け入れとしては一番広いので、を切る人も多いのではないでしょうか? 実際、この対局を見ていた同僚から「切りはダメですか?」と質問をされました。

僕はあくまでもツモを狙うために、不十分な愚形のターツがある時はテンパイチャンスを少なくしてでも、好形になりやすい孤立牌があればそれを持つようにします。
それを「渡りを打つ」と表現したりします。この考え方を持って打つと、好形テンパイを組めることが多くなるでしょう。

今回は、打とした後にを引いてのツモアガリを逃す結果となりました。

僕は上手く打てた局の記憶がすぐに無くなってしまうので、この連載は僕の反省日記のようになってしまいそうです(笑)
逆に、この連載を書くことで失敗した局をより鮮明に記憶できるので、上達するかもしれませんね!

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