第6回:「鳴き」を利用した手の進め方|「ワンポイント講座」
これまで、配牌からどのように手を進めるのか、手役はどう狙っていくのかを講義させて頂きましたが、手をアガリに向かって進める中で、【鳴き】を上手に使えれば一層アガリへ近づくことにもなります。
ですが、なんでもかんでも鳴いてよいというワケではありません。
今回は、鳴いたほうがいいか鳴かずにメンゼンで進めたほうがいいかの選択について学習しましょう。
◆鳴いた方がよい場合◆
基本的に、以下のような場合は鳴いた方がよいでしょう。
①鳴いて点数が高くなる場合
チンイツやホンイツ、あるいはトイトイなど鳴いても高いアガリが見込める場合は、積極的に鳴いていって大丈夫です(もちろん鳴かない選択肢もあります)。





②牌の枚数が少なくなって、やむをえない場合


メンゼンならマンガンが望める手牌でも、苦しいところが出た場合、鳴いていくのが基本です。
逆に、



このように鳴きは、手を進める上では便利な行為ですが、打点とスピードなどを考慮して使ってみましょう。