第10回:リーチの有効なかけ方②|「ワンポイント講座」
前回はリーチのメリットとデメリットを比較してみましたが、リーチを上手に使いこなすことが勝利への第一歩という事に気づいたと思います。
今回は、具体的にどういうときにリーチをかけるのが良いのか学んで行きましょう。
◆リーチをかけた方がよい場合◆
1. 待ちが広い場合
リャンメンや3メンチャンなど、待ちが広く、ツモアガリが期待できるような場合。
ツモる可能性が高いと判断したわけですから、相手から出ることを期待するよりも、リーチをかけて、一発や裏ドラで点数を高くすることを考えた方がよいでしょう。
2. 役がない場合
ただし、役がなければなんでもリーチというわけではありません。待ちが悪く、さらに点数が安い手で、役がないからとリーチをかけるのは危険です。
3.リーチをした方が、アガリ牌が出やすそうな場合
1枚切れの字牌のシャンポンやスジが引っかかっている場合など、リーチをして捨て牌を注目させることにより、アタリ牌が逆に出やすくなることがあります。
相手を「オリよう」という意識に追い込み、中途半端にオリに向かったところを狙い打つわけです。
4. 点数を倍にしたい場合
ヤミテンで3900点の手をリーチすればマンガンになります。また、2600点の手をリーチすれば、5200点になります。
1000点を供託することによって、点数が倍になることを考えると、お得な感じがします。
しかし、5200点の手、6400点の手をリーチしても同じマンガンにしかなりません。倍にはならないわけです。



タンヤオドラドラでダマテンで 5200 点になりますがリーチはどうしましょうか?
ついついテンパイという事でリーチにいってしまうかもしれませんが、待ちも悪いですし、5200 点を 8000 点にするメリットも少ないです。この手はヤミテンでいいでしょう。
但し、次の画像の手はリーチでもいいです。待ちが3メンチャンと好形なのでツモる可能性もあり、ハネマンも期待できます。
