第14回:チートイツ? トイトイ?②|「ワンポイント講座」
前回は手牌でトイツが増えてきた時、チートイツにしたほうがいい例を挙げてみました。
今回は逆に、ポンしてトイトイに向かったほうがいい場合を学んでいきます。
◆トイトイにした方がよい場合◆
1. 役牌が 2 種類以上トイツになっているとき
チートイツは、そのトイツになっている字牌が役牌であろうとなかろうと点数に変わりなく、ドラがない「チートイツのみ」はたったの1600 点(親でも2400 点)です。
しかしトイトイなら、《役牌・役牌・トイトイ》でお手軽に4ハン=マンガンが狙えます。
“自風・場風・三元牌” いずれか役牌が2種類以上ある時はポンしていくのがいいでしょう。
例①

2. ポンしたい牌が鳴きやすい牌ばかりの時
例②

前回、3 ~ 7の牌はみんながシュンツを作る上で使いやすい牌だ、ということを書きました。
ですので逆にそれ以外の牌、切られやすい 1・9・字牌はもちろんのこと、また比較的端寄りの 2・8の牌もトイトイ向きの牌。
これらが多めにトイツだったらポンしていくといいでしょう。
3. あわよくば……?混老頭







例1で 《役牌・役牌・トイトイ》=マンガン、という話をしましたが、混老頭は必ずトイトイかチートイツが複合するので、トイトイの場合マンガン、チートイツでも子の場合 6400 点は確定の手役です。
さらに、混老頭はその性質上、例2で挙げた「切られやすい」適正も高い牌。
序盤からリズミカルにポンしていければアガれるかもしれません。