【全雀連】自民党組織運動本部「予算・税制等に関する政策懇談会」に髙橋理事長が出席
全国麻雀業組合総連合会(全雀連)は、自民党生活安全関連委員会の懇談会に出席し、業界の現状および課題に関する陳情を行った。
今回の主な要望は《遊技料金に関する規制の撤廃、もしくは緩和》であり、これに対して出席した複数の国会議員からは、
「現在の料金水準で事業が成り立つのか疑問である」
「この規制は現代の政府方針にそぐわないのではないか」
といった、全雀連の主張に理解を示す意見が相次いだ。
これに対し、警察庁からは
「全雀連とは日頃より継続的なコミュニケーションを図り、業界の課題について協議を重ねている。遊技料金の規制についても、風営法の趣旨を十分に考慮しつつ、今後さらに全雀連と協議を深めていきたい」
との主旨の見解が示された。
警察庁より、全雀連との関係性について前向きな姿勢が公式の場で明言されたことは、大きな意義を有するものといえる。
また、多数の議員から現行規制に対する批判的意見が表明されたことを受け、今後、警察庁においても一層踏み込んだ検討が進められるものと期待される。
こうした流れをさらに加速させるべく、近日中には麻雀議員連盟の開催も予定されており、全雀連としてはこの機会を通じ、規制緩和の実現を強力に推進していく方針である。
なお、麻雀議連の平井会長からは、次回の議連には警察庁のみならず、厚生労働省、文部科学省、中小企業庁の関係者も出席予定であり、全雀連の課題にとどまらず、健康マージャン、プロ競技の現状、子どもを取り巻く問題など、幅広い観点から意見および要望を提示してほしいとの要請があった。
これを受け、全雀連では12月にスポーツ麻雀議連の会合を開催すべく調整中である。