第14回「迷ったら取るべき選択4選」

第14回「迷ったら取るべき選択4選」

こんにちは、ヨーテルです。
本日は「迷ったら取るべき選択4選」というテーマでお話していきたいと思います。

麻雀やってると迷う場面ってたくさんあると思います。何切ろうかなとか、危険牌切っていいのかなとか、色んな迷うことがあると思うんですが、そういう時にある程度自信をもって選択できるようになる言葉というのを、今日はお伝えしたいと思います。

題して「迷ったら○○!」
見ての通り迷ったらこうしとけみたいなことなんですが、今回はこの○○に入る言葉を4つ、紹介していきます。
もちろん適当に紹介するわけではなくてちゃんと理由付きで説明しますのでよろしくお願いします。

迷ったら取るべき選択その1「迷ったらリーチ!」

これは初心者の方に麻雀を教えるときによく言われる言葉です。「迷ったらリーチ」
実際ですね、もうとにかくリーチを打ちさえすればその局大きなミスになることはありません。

麻雀というのはリーチが最強の手役です。
宣言するだけで簡単に役がついて、一発や裏ドラまで見れます。
そしてリーチを宣言することによって他の人に対する牽制効果もあると、リーチをかけることによるメリットがありすぎるんですよね。

そのことから日本の麻雀は通称“リーチ麻雀”と呼ばれているくらい、リーチは代表的な役になっています。

そんなリーチですが、やはりほとんどの局面でかけておくのが得な役になっています。リーチをかけずにダマテンにするというのはレアなことだと思ってください。
これは僕の体感なんですが、麻雀の全てのテンパイ形があったとしたら、

←(ダマ有利)|(リーチ有利)→
□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■

リーチすべき手牌は全体の70%くらいあるのではないかと思います。リーチすべき手牌の範囲と言うのは広いです。

そしてどうして迷ったらリーチなのかという点において大事なことなんですが、ダマにすべき手牌をリーチしたことによるマイナスは大したことないが、リーチすべき手をダマにした時にマイナスは大きい。というのがあります。
これは期待値的な意味でマイナスするという意味ですね。

例えば自分がこのくらいのテンパイをしてたとします。

←(ダマ有利)|(リーチ有利)→
□□□☆□□■■■■■■■■■■■■■■

ここはダマ有利の範囲にあるので本来ならダマにすべき手牌です。ただ、もしこの手を間違ってリーチしてしまったとしても、そんなに損はしません。なぜなら、リーチとダマの境界線まで距離が近いので、あんまり大きなミスにはならないんですよ。

じゃあ一方、このくらいの手をテンパイしていたとするとどうでしょうか。

←(ダマ有利)|(リーチ有利)→
□□□□□□■■■■■■■★■■■■■■

この手はリーチ有利の手なんですが、この手をダマにすると結構ひどいマイナスを喰います。なぜなら、境界線まで結構距離があるからです。距離があればあるほど損になっていくという感じで、ここをダマにするということは圧倒的にリーチ有利の手牌を間違ってダマにしてしまったということになるんでこれは大変損します。

というわけで、リーチとダマは圧倒的にリーチしたほうがいい手牌の方が多い、かつダマにすべき手を間違ってリーチしたとしてもそんなに大きなミスにはならない、ということで、迷ったらリーチといくのがいいのではないかと思います。

迷ったら取るべき選択その2 迷ったら字牌切り!

これは先ほどの「迷ったらリーチ!」と通ずる話になります。
とにかく麻雀というのはリーチが強いです。もちろんホンイツとかトイトイとか鳴いて作る役もありますが、基本的にはリーチを目指していくゲームになります。

そこで、リーチを打つために最も不要な牌は何かといえば当然字牌になります。となればやはり麻雀は多くの局面において字牌を切ったほうが良いということになります。

迷う手牌としてはよくありがちなのがこういう手牌ですね。

これが配牌だったとしましょうか。ここで何切るかという話なんですが、これで何切ろうか迷ってしまった人、迷ったら字牌、つまりを切ってください。一応言っておきますけどトイツのはダメですからね、1枚ある字牌を切ってください。 もちろんの他にもなど打牌候補があると思いますし、を安全牌で残しておきたいという考えもあると思います。 もしこの手牌を貰った時に「いや、この手は絶対に以外の牌を切らなければいけないんだ!」という確固たる理由があるんだったら以外を切っても大丈夫です。
例えば放銃したくない点数状況だったりして、どうしても安全牌を残しておきたいとか、そういう自分が選択に自信を持てる状況なら迷わず他の牌を切ってください。

ただもし打牌選択に迷ってしまう、どれ切ろうかな、と思ってしまうくらいだったら、字牌を切っておいた方がこちらも結果的に大きなミスにつながりにくくなります。

迷ったら取るべき選択その3 迷ったら孤立牌切り!

先ほど、「迷ったら字牌切り」と言いましたが、当然字牌がない時もありますね。
そういう時にこれが結構使えます。こちらの手牌をご覧ください。

これ結構人によって切る牌分かれそうな何切る問題ですね。

もちろん浮いてるを切ってもいいですし、を切ってリャンメンを固定するのもありです。あるいは良形を求めてのペンチャン部分を切っていく人もいそうです。

正直こういうどれ切ってもロスがあるみたいな手牌は自信をもってどれが正解だというのがなかなか断言しづらいですし、迷っちゃうことも結構あると思うんですよね。

そこで、迷った時は孤立牌を切っておくとそんなにめちゃくちゃ間違った選択をするということがなくなります。今回だとですね。どっちか切っておけばどんな状況においても80点は貰えるかな、という感じになります。

では、なんで孤立牌を切るのが一番良いのかというと、デメリットが少ないからなんですよね。

例えばを切ってしまうと、シャンテン数が落ちてしまいます。これはスピードを落としてるんで明確なデメリットといえます。


次にを切ってリャンメン固定をすると、将来を引いたときに
  |  

こういった形を逃してしまいます。これらの形が結構強い形なんですよね。


左は「中ぶくれ」といってリャンメンが2つある非常に良い形です。右の形も結構よくて、一盃口の可能性がありますし、ツモでというこちらもリャンメン2つとも見れる「4連形」という非常に強い形に発展する可能性があります。

麻雀の手作りというのは、基本的に牌を繋げて作るものなので、孤立牌よりは周りに牌を持っている牌の方が強くなることが多いです。なので迷った時は孤立牌を切るのが良いとされているわけですね。

もちろんこれも場況の関係だったりで、この手牌からは絶対にこれを切るほうが有利だ!孤立牌を残して別の牌を切る方がいい!と自分が思っているのであればその牌を切ればよいと思いますが、ちょっと何切っていいかわかんないな、という時は孤立牌を切っておくのがとりあえず良いのではないかと思います。

迷ったら取るべき選択その4 迷ったら降り!

最後は押し引きの話になります。
押すか降りるかも迷うことって結構あるかと思うんですが、これは迷ったら降りておくのがいいかと思います。

これは押し引きで迷うような状況を想定してもらえれば分かりやすいと思うんですが、相手からこうリーチが入ったとして、自分もテンパイしているとしましょう。そんなとき、何か危険牌を持ってました。この時、絶対押すような手だとしたら迷わないですし、危険牌引いたらすぐ降りようって思っているような手でも迷うことはありません。

問題は、押すか降りるのかどっちが得なのかわからない手の時です。まあ実際AIに聞いてみたりしても、押すのも降りるのも同じくらいの期待値だよ、というのが良くあります。

そういう時の状況って一言で表すと、「押したとしても次の危険牌では絶対降りなければいけない状況」なんですよ。

なぜなら、今押し引きのバランスがちょうど±0付近になっているんだから、次の危険牌を持ってきた状況では降り有利に傾いているはずです。

1枚通した分放銃率が上がってますし、巡目が経過した分アガり率も落ちてます。

だったら、そんな次の危険牌で降りなければいけない手だったとしたらもうここで降りてしまった方が難しい押し引きしなくて済む分楽ではないですかね。

しかし、これの一番ヤバいのが、例えば危険牌持ってきて迷った挙句押したとします。
この時点では押しても降りてもいいような状況なんで押してもいいんですが、問題は次の危険牌を持ってきたときです。
この状況はもう降り有利になってしまっている状況です。でも多分、さっき悩んで押した人って、ここでもまだ悩むんですよね。「いや~どうしよう。まだいけるかなぁ、流石にきついかなぁ」という感じで。

ここで悩んだ結果ちゃんと降りを選択できればいいですが、何回かに1回は押しちゃうこともあると思います。悩むってことは絶対の選択肢がないってことなので、何回かに1回は押すんですよ。

ただその選択は間違いで、しかも押し引きのミスって放銃に直結するので結構大きいミスになりかねないんですよね。であればそもそも最初の牌で降りておけばこの状況にならずに済んだのに、という話です。

ちなみに麻雀に慣れてくるとギリギリの押し引きをするために「この1枚が最後の押し!」と自分の中で決めて押したりすることもできるようになります。
この場合は次の危険牌は絶対降りることになります。これはちゃんと自分の中で決めてるので大丈夫です。

また、「迷ったら降りる」の発展形で、「迷った時に押した牌が最後の1枚」というやつです。ただこれはちょっと経験が必要になってくるので、初心者中級者のうちは迷ったら降りるで問題ないかと思います。その方が放銃も減らせて安定します。

というわけで今回は迷った時の選択を4つ紹介しました。
こんな一言で説明する戦術なだけあって大分ざっくりしてるのであんまり乱用するとなかなかレベルが上がっていかなかったりもするんですが、大ミスしないための選択としてひとつ頭に入れておいてもらって、その上で後で牌譜を見たりして今度は同じ局面が来たときに迷わない選択が出来るように変えていってもらえたらと思います。迷わずに打てるのが一番いいですからね。

前回コラム
第13回「実戦で役に立つ面白い形」(後編)

コラムトップはこちら

Read more

子どもたちが安心して麻雀を学べる施設実現に向けて―スポーツ麻雀議連にて機構設立を説明!

子どもたちが安心して麻雀を学べる施設実現に向けて―スポーツ麻雀議連にて機構設立を説明!

6月19日(金)10時より、衆議院第2議員会館B1第3会議室にて「自民党頭脳スポーツとしての健全で安全な麻雀を推進する議員連盟」(略称:スポーツ麻雀議連)の会合が行われ、多くの麻雀業界関係者が出席。 子ども麻雀教室施設など、風営法適用外施設についての説明・意見交換が行われた。 出席した麻雀業界関係者は次の通り。 齋藤 貴弘 (全雀連顧問弁護士/日本麻雀スポーツ振興機構 理事) 髙橋 常幸 (全雀連理事長/日本麻雀スポーツ振興機構 理事) 小正 英雄 (全雀連副理事長/日本麻雀スポーツ振興機構 理事) 宮内 進二 (警視庁OB/日本麻雀スポーツ振興機構 事務局長) 石田 知行 (行政書士/日本麻雀スポーツ振興機構 監事) 東島 威史 (脳外科医/日本プロ麻雀協会/日本麻雀スポーツ振興機構アドバイザー) 大里 均  (警視庁OB/全雀連特別顧問/日本麻雀スポーツ振興機構アドバイザー) 勝俣 茂

By 麻雀界編集部
【全雀連】第67回定時総会を開催!業界発展のため、法改正や風営法適用外施設について報告‼

【全雀連】第67回定時総会を開催!業界発展のため、法改正や風営法適用外施設について報告‼

6月18日(木)、全国麻雀業組合総連合会(以下:全雀連)の第67回定時総会が行われ、これまでの活動の報告や今後の活動について話し合われた。 定時総会ではまず、昨年度の事業報告・決算報告・監査報告が行われ、意匠権問題の無効審判請求および訴訟対応の進捗や、警察庁と協議を続けている遊技料金の上限緩和・営業時間の延長などについて報告された。 また、風営法適用外施設の制度整備については大きく進展があり、ガイドラインを作成・管理団体を設立し、子ども麻雀教室施設の制度的整理が現実的な段階に入ってきていることが報告された。 その後は令和8年度の事業計画案・予算案・役員案について審議が行われた。 また、定時総会終了後にはシンポジウムを開催し、一般社団法人日本ポーカー事業者連盟代表理事・亀井翼氏、国際カジノ研究所所長・木曽崇氏に講演いただくなど、風俗業界全体で取り組むべき課題などについても意見が交わされた。 全雀連が長年にわたり続けてきた活動の1つがいよいよ結果に結びつこうとしている。 継続して取り組まれている案件もあり、今後も麻雀業界を支え盛り上げてくれることを期待し、全雀連の活動を応援して

By 麻雀界編集部
【書籍紹介】デジタル全盛の麻雀界に現れた“POWER”という異端

【書籍紹介】デジタル全盛の麻雀界に現れた“POWER”という異端

『脱・理論! チカラでデジタルを破壊するPOWER麻雀の極意』書籍紹介 現代の麻雀は、かつてないほど理論化が進んでいる。 牌効率、押し引き、局収支、順位期待値。ネット麻雀やMリーグの普及によって、麻雀は「感覚のゲーム」から「検証できるゲーム」へと大きく変わった。 強くなりたいなら、セオリーを学び、確率を理解し、損な選択を減らしていく。そうした考え方はいまや、麻雀を学ぶうえで欠かせないものになっている。 そんな時代に、真正面から「脱・理論!」を掲げた一冊が登場した。 何屋未来著『脱・理論! チカラでデジタルを破壊するPOWER麻雀の極意』である。本書は、シンコーミュージック・エンタテイメントから2025年7月に刊行された、何屋氏の初著書である。 紹介文では、本書の中心にある「POWER麻雀」を、低打点の応酬を一撃で打破するような、破壊力と爽快感に満ちた“超次元的特攻形麻雀”として説明している。さらに、常識やセオリーを捨て、理論・統計・確率ではなく、直感・

By 麻雀界編集部
【BS10チャンピオンシップ】Bブロックジョーカーついに参戦!役満和了の戦慄デビュー⁉

【BS10チャンピオンシップ】Bブロックジョーカーついに参戦!役満和了の戦慄デビュー⁉

6月17日(水)19時より、BS10チャンピオンシップBブロック4回戦の対局が行われ、対局の模様が生放送された。 この日ついにBブロックのジョーカーが発表。 ジョーカーとして現れたのは何と、ジャパネットホールディングス代表取締役社長 兼CEOの髙田旭人選手。 初参戦で初戦となる第1試合、南3局に發・中・混一色・チャンタ(安目小三元)をテンパイするも、石原真人選手から出たアガリ牌のをスルー。 見事をツモリあげ、大三元和了と戦慄のデビューを見せつけた。 \📺 #TVer 見逃し配信スタート!/ Cブロックのジョーカーが大暴れッ🃏 なんと【#役満 】を大成就ーーッ‼️🀆🀅🀄💫 「ただの役満」だと思ったら大間違い💥 興奮度MAXの【衝撃の役満】歴史に残る大事件を見逃すなッ🔥 今すぐチェック👇https://t.co/H39JWBT2eA#BS10 #チャンピオンシップ pic.twitter.com/C5CdbF1ZV2 — 麻雀オールスター BS10チャンピオンシップ2026 (@BS10_MahjongCS) June 19, 2026 今後の

By 麻雀界編集部