第31回「孤立1・9の切る順番を決めるたった一つの考え方」
こんにちは、ヨーテルです。
本日は「孤立1・9の切る順番」というテーマでお話していきたいと思います。
ちょっとわかりづらい方もいるかと思いますので牌を使って説明します。
以下の頭をご覧ください。

結論から言いますと凄いシンプルで、
同じ数字の牌を引いたときの差で考える!
これだけです。
図の例でしたら、例えばそれぞれの3を引いたとしましょう。








はい、13と134に進化しました。
マンズの方は1がカンチャンターツで使えています。
対して、右の1はほとんど使えないですよね。
なので、14の1はどうせ3を引いても使えないんで、ただの1より先に切るべきだ。というのが基本になります。
ここまで聞いて「なんだそんなの当たり前じゃんか」と思った方もいると思います。実際、14の1は使えないので早く切りましょう、というセオリーはかなり有名です。
ですが、1が孤立しているパターンって、なにも14だけじゃないですよね?15とか145とか色々あります。そういういろんなケースについても考えなければいけません。
というわけで、ここからは何問か問題を解いていきながら同じ数字の牌を引いたときの差で考えるという考え方に慣れていく流れでやっていきたいと思います。
では問題です。孤立1同士の対戦カードを4つ用意しました。
それぞれ、ABどちらの1を先に切った方がいいかお答えください。
Q1
A:
B:



Q2
A:

B:


Q3
A:



B:



Q4
A:

B:


それでは、ここからは解説と一緒に回答を見ていきましょう!
A1
A:
B:



ただの1と、1345の1です。どっちの1を先に切った方がいいでしょうか?
同じ数字の牌をツモってみましょう。
今回は基本的に2をツモるところからやっていった方がいいですね。2で差がなかったら3みたいな感じでやっていくといいです。
2をツモってみるとこんな形になりました。
A:

B:




左はペンチャンですが右はリャンメン、これは右の方が明確に強いですね。
なので切るべきはAの1ということになります。
A2
A:

B:


15の1と、145の1です。これも同じく2をツモってみます。
A:


B:



A3
A:



B:



こちら、パッと見はあまり差がないように見えるんですが、先程の通り同じ数字をツモって見ればわかります。
まずは2をツモって見ると、こんな感じです。(12456 12567)
A:![]()
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B:![]()
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うーん……あんまり差がないですね。両方ともただのペンチャンです。
差がなかったので、次は3をツモってみます。するとこんな感じになります。
A:![]()
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B:![]()
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Aの3456みたいな形は4連系と言って、リャンメンを作るのに非常に優秀な形です。
というわけで、一見差がなかったこの形、実はBの1567の1の方が弱いという事がわかりました。
A4
A:

B:


14対147。これが最高難易度の問題です。
7があったからって差なんてないだろ!、と思うじゃないですか。とりあえず同じ牌ツモってみましょう。
まず2をツモ。
A:


B:



うーん、差があるようには見えないですね。
では3をツモ。
A:


B:



これもあまり変わらなそうです。
続いて4をツモ。
A:


B:



一緒ですねー。
次に5をツモ。
A:


B:



これもあまり変わらなそうなんですが、実はここに6を足すことで差をつけることが出来ます。さらに6を足してみましょう。
A:



B:




はい、これで差が出ました。
分かりづらいという方は、ABの手牌のそれぞれ右3つ(1メンツ)を隠してみるとわかりやすいと思います。
これで1と14の比較になるんですね。これは冒頭のマンズとソーズの比較で説明した通り、1と14は14の方が弱いです!
というわけで、最終問題の答えは、【56を引いたとき】に弱い、Bの147の1を先に切る。ということになります!
これで問題は以上です。
ですが僕がこの動画で伝えたかったことは何かと言うと、問題を解いてもらう事もそうなんですけど、なにより適当に切ってしまいがちな孤立の1・9ですら必ず差があるんだよ、ということなんです。14の1は先に切ればいいんでしょ?くらいの認識ではダメだということですね。
牌効率をマスターするのは、すごく難しいということを覚えて帰ってもらえれば幸いです。何なら僕も牌効率はまだ勉強中です。
あと、今回は孤立の1を例題にやったのですが、この考え方は孤立の2や3でも同様に使えます。ただ、2や3とかになるともっと形が複雑になって難しい場合があるので、その辺を知りたい方は上手い人がやっている麻雀の実況動画とかを見てみるといいのではないかなと思います。一応、僕が過去に実況した動画も載せておきますので、よろしければご覧ください。
また、最後に大事なことを話して終わろうと思うんですが、実際孤立1の切る順番はドラや場況に左右されることが多くあります。いっそ、些細な効率なんかよりそちらの方を重視したほうが良いことも多いです。
でも、だからと言って効率を知らなくていいという事ではないんですね。むしろ、効率を知っているからこそ、ドラや場況を加味した選択ができるようになるわけです。
例えばさっきのもちろんその逆も出来ます。ここで効率を知らなかったら、あ、マンズがよさそう。ソーズ切っちゃお。ってなっちゃいますから。
効率を知った上での選択かそうでないのか、この違いは非常に大きいです。
なので、強くなるためには効率を学びましょうと言うのが結論になります。